Symbio News and Report

Vol.(6), No.(6), Year(2018)
This report is either the proceedings of the　academic meeting which the Symbio Community Forum had conducted, or the academic report writtenby or introduced by member(s) of Symbio Community Forum, for the which the president of Symbio Community Forum admitted to publish as it contains socially useful information from the purpose of the Forum's activity.
　この報告はシンビオ社会研究会が開催した学術会合の議事録、もしくはシンビオ社会研究会の会員の執筆ないし紹介によるもので、シンビオ社会研究会の会長が本会の活動趣旨に沿った社会的に有用な情報を含む”学術報告”として認めて掲載するものです。

Title:	世界環境改善連合/シンビオ社会研究会合同講演会の報告
Time:	2018年3月7日（水）14時～17時
Place:	東京都文京区　文京シビックセンター26階　スカイホール
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講演I:　ソーラーシェアリングの実践と世界が注目するチバニアンについて
Authors:	高澤　真　氏東湘物産専務取締役、ソーラーシェアリング上総鶴舞代表
Summary:	2013年農林水産省による営農型発電の指針発表後、全国初の「ソーラーシェアリング上総鶴舞」が千葉県市原市に報告者らによって完成。その後の5年間の実践結果が報告された。また世界的に注目されている市原市の地層チバニアンについて、堆積層から77万年前と年代が確定され、地磁気の逆転現象が磁鉄鉱中に記録されていると紹介された。地質年代は地球生物の歴史を理解だけでなく過去の気候とその将来予測の重要な手掛かりになる。
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講演Ⅱ：気候変動と生活への影響
Authors:	石川　勝敏　氏ライフビジネスウェザー代表
Summary:	社会活動が温暖化に影響する現実と、異常気象発生の現況が気象的な側面から解説され、豊富なデータにより気候変動が如何に日常生活に影響しているか説明された。温暖化が原因で発生した過去の災害事例を紹介しながら、自然災害に対する防災の心構えについての解説があった。また我々が日常とるべき行動や社会活動についても問題提起された。
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講演Ⅲ：　地球温暖化と水の科学、歴史上の環境エピソード
Authors:	永里　善彦　氏創造科学研究所代表
Summary:	地球規模の温暖化の結果、極端な気象の増加と災害の激化、生態系への悪影響に加え、感染症の増加、数億人規模の水不足、砂漠化の進行、食糧問題が必然的に起こると予想される数々の環境事象の紹介と、水にからまる諸問題（争い、食料問題、仮想水など）や水の科学（造水技術のハイテク化等）などの話題が提供された。また最近の環境考古学の研究をもとに地球誕生以来の歴史上の環境事象に絡まるエピソードも紹介された。
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